〜ブラジルの人魚イアーラ伝説〜
ブラジルに古くから伝わる民話で半人半魚の人魚をイアーラと呼ばれています。イアーラは緑色の長い髪と緑色の目を持ちその姿は絶世の美女と言われ、イアーラを見た者はたちまち彼女に魅了されてしまうと言います。綺麗な川や湖の底に住むイアーラは夕暮れ時になると水辺に現れては自分の姿を眺めているそうです。イアーラはそこに住む生き物達と水の守り神として、古くからインディオ達に語り継がれてきました。別名で「水の母」とも呼ばれています。
そんなイアーラ伝説を想像させる場所がセラードにもあります。 セラード地域の中心部から30分間、標高1200m.の山道を登って行くと突然カルデラ湖が現れます。4000年前に火山によって生まれたシャパドン地域はまさにイアーラ伝説を連想させるロケーションとなっています。 カルデラ湖に注ぐ水は近隣の小川からの豊富な湧き水により乾期にも水が絶えることなく、湖面は静かに佇んでいます。 半径20`の外輪山にはアルメイダファミリーのコーヒー園が続き、水洗処理の水もこの湖から汲み上げられたミネラル豊富な水が使用されています。 イアーラ伝説が伝わるシャパドン地域は今ではセラードで数少なくなった多くの野生動物達が生息し貴重な地域となっています。 シャパドンで採れたコーヒーはイアーラの様に一度飲んだ者を魅了する力を持っているかもしれません。
セラード高原の最高地であるこの辺りは、昼夜の気温差が大きく、又湖面からの湿気と豊かな火山灰土壌に恵まれたコーヒー園は、コーヒー栽培の理想郷とも言えます。現在はこの地に一目惚れしたアルメイダ家とホバウド家がこのコーヒー栽培の理想郷を求めパラナ州から移り住みコーヒー栽培を営んでいます。 カップはセラードには稀なフルーティーな酸味とシャープな後味が特徴です。
味覚特長
浅煎りでは柑橘系の良質な酸味が出ます。中煎り以上では徐々にチョコレートやシロップの香りが強く出てきます。セラード最高地であるため、昼夜の温度差が大きくセラードには稀な高地特有のシャープな酸味とチョコレートのようなフィニシュが特長です。浅煎りの焙煎ではレモンの様な酸味を感じる事があり、中煎り以上ではキャラメルやチョコレートのフレーバーを強く感じる事ができます。
焙煎度合いについて
ブラジルでは酸味が強ければ強いほど良質なコーヒーだという評価がされております。とはいえ、それをそのまま日本人の味覚に当てはめることはできません。当店では酸味が強すぎる少々手前を標準焙煎度合いとしました。
またエスプレッソで抽出したときのカップが非常によいコーヒー豆でバリスタのマストアイテムとなっております。エスプレッソで抽出される場合は焙煎度合いを「シティロースト」とご指定ください。コクがありパンチの効いたエスプレッソが楽しめます。